龍実ブログ

  • 『手形は、手形の振出人(引受人)=行為者の主観的な意思がどうであったか 考慮することなく、手形の記載文言のみによって判断しなければならない』と 手形の勉強では必ず習います。 私が昔習った時は、手形は3つの大きな原則があり、それは 無因性(発生原因を問わない)、 流通性、そしてこの形式性(文言性)であるとして、教え込まれました。   形式性の事を、要式証券性と言い、 手形が効力を生じる為に絶対必要な記載のことを手形要件と言います。 手形に手形要件以外の記載をして、その追加した文言が効力の有る”有益的記載事項”と、 全く手形としての効力が無くなってしまう”有害的記載事項”とがあり、 その …続きを読む

  • 手形の<割り止め情報>の話②

    手形に関するQ&A
    2016/07/11

    前回のブログで「割り止め情報」と言う言葉の使い方が、 大雑把で、ニュアンスの違いがある事をお話しましたが、 今回は、その「割り止め情報」の弊害に付いて述べたいと思います。 その前に、この情報の利点は・・・ 「不審な手形が出ている」→「不審な資金繰り」→「要注意(破綻リスク等)」と 考えられ、取引に際し警戒できる点がある、と言う事を十二分にご理解下さい。   例えば、皆様が会社の大切な商品を売る部門の責任者だったとしましょう。 売掛金が発生するお取引でしたら、どのように上限の金額を決めますでしょうか? ”自社の商品を買って下さる方は神様だから、無制限に売掛金を作ってでも売る”と言う事は …続きを読む

  • 手形の<割止め情報>の話

    手形に関するQ&A
    2016/06/24

    皆さんは、上記の「手形の割止め情報」と言う言葉を、 聞かれた事はありますでしょうか? これは、我々手形割引業者が、お客様から手形の割引の御依頼を受けたのに、 お断りした手形の事を指して言う言葉ですが、結構漠然とした使い方をされているのが実状です。 そこで、今回はその辺について、お話ししたいと思っています。   まず、この「~情報」と言うものは、情報屋さん(興信所)が使う言葉で、 情報源は我々手形割引業者ですが、発信源は興信所です。 その辺で、どうしてもダイレクトな発信でない為に”情報が漠然としてしまう” と言う事が、一番大きな理由になります。   では、情報源である我々の「 …続きを読む

  • 前回のブログで、貸金業法の条文にある「融通手形」の概念について書きましたが、 今回は、我々で言うところの融通手形に、どのようなものがあるかをご説明したいと思います。   ① (あ)B社がA社から手形を貸してもらい、B社が金融機関で割引して資金化し、 手形の期日(迄)に、B社はA社へ返済する。(A社はB社の資金繰りの協力者)   (い)B社が資金化し、A社へ資金を還元する。(B社はA社の資金繰りの協力者)   ② お互いに、手形を振り出し合い、お互いが金融機関で資金化(割引)して、 お互いが自社手形を決済する。 (もしくは、①の(あ)の場合、A社が手形を貸す担保とし …続きを読む

  • 私がこの業界に入って、研修で初めて「ユウテには注意するように!」 と言う言葉を耳にした時に、「幽霊手形を略して”幽手”と言うんやろうなぁ。そら危ないわ!」 と、かなり確信を持って想像して… その後の説明でそれが全く違っていた、と言う変な記憶があります。   この「ユウテ」は、当たり前に「融通手形」の略で、 「融通した手形」「融通してもらった手形」なのですが、 皆様は、この”融通”の意味を如何解釈されてますでしょうか? 一般的に、融通手形とは、簡単に申し上げると…   ①お互いに手形を貸借し合って、振り出した手形 ②一方が貸した手形 ③金銭消費貸借契約の借用証書の代わりや、債 …続きを読む

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