私がこの会社に入ったのは35年前で、当時のお客様とのコミュニケーションのツールは
当然ながら専ら固定電話でした。
現在は、固定電話以外にもお互いの携帯電話で話し、メールやLINEでのやり取りを
するようになり、お客様との距離感が時代とともに
変化してきました。
お互い事務所の机の前に居なくても、どこからでも連絡が出来
(メールやSNSでコミュニケーションをとれる訳ですから、当然と言えば当然のことなのですが)、
初めてのお問い合わせもこのようなカタチでいただくケースも少し増えてきました。
そんな利便性からか時代の流れからなのか、お客様からのお問い合わせも
クールになってきているように感じています。
「クール」は英語でカッコ良い!と言う意味で使われるように、
私は「スマート・シンプル・シャープ・ドライ」というイメージも
重なってあるのですが。・・・そうそう「頭脳明晰」もそうですね。
そのクールなお問い合わせが場合によっては、弊社にもお客様にとっても
良い方向に行かず残念な結果になる事があります。
どう言ったクールさが残念な結果になるか?と言うと、
我々の商売は形のある商品・製品を扱ったり、製作している訳ではないので、
最終的には(初期段階はクールでいっこうに構いません!)
権限のある方とお話して、お取引に至ります。
しかし権限のある方以外の方が最初から最終まで全てクール(追記)に対応して
結果や答えを求められても答えられないケースも出てくる訳です。
(追記詳細)
・詳しい話しはしてくれず(スマート&シンプル)
・返事を凄く急がせ(シャープ)
・出来る出来ないの返事だけを求め、こちらの質問に応えてくれない(ドライ)
「折角のご縁で、お問い合わせ下さったのに・・・」
と残念な思いと、こちらの対応が悪かったのかも、と反省はしていますが、
我々の商売は守秘義務があるのですから、安心して
こちらの質問に対し、お話して下さればお互い良い結果になったのでは
なかろうかと思うこともあります。
勿論、最初のお問い合わせの段階では、クールで大丈夫です。
迅速に対応させてもらいます。
そして、少しずつ我々の対応もみながらお話をして下さい。
それが、お客様のクール(頭脳明晰)な我々の使い方だと思っています。
今回も最後までお読み頂き有難うございました。