前回のブログでは“用語”について書きましたが、我々の仕事では
当たり前の「商業手形」と言う、単語も一般の方には縁遠いのでは??
と最近になって感じています。
と言うのも「商業手形」とは、今更説明するまでもありませんが
商い(ビジネス・商行為)によって発生した手形の事を指します。
ところが、当の手形用紙には「約束手形」もしくは「為替手形」と
券面に印字されているだけで、“今迄手形なんて見た事がない!!”
という方が初めて手形を受け取られて現金化されたい時に
はたして「商業手形割引」と言う言葉を思い浮かべるのか??
「約束手形現金化(換金)」の方が一般的な言い回しではないかと思うからです。
話は少し逸れましたが、今月の(2月7日)日本経済新聞の朝刊の一面に
(※下記添付)の記事が載っていました。
“手形の交付手数料が1通3倍に引き上げる”と書いているのですが、
私はこれも“手形用紙が1枚あたり3倍に値上がり”の方が
解り易いと思った次第です。
法人客を対象にATMの振込手数料を引き上げる事も含めた
今回のニュースの背景はともかく、用語は使い慣れた人以外には
すんなり理解しづらいもので、我々もお客様とお話しする際は
気を付けねばならないと、と今回の記事を読んで改めて感じた次第です。
今回も最後までお読み頂き有難うございました。
※添付資料