まずは、此度の新型コロナウイルスの影響により多大な損害を被られている
事業者様へ、深くお見舞いを申し上げます。
弊社においても、出来うる限りの体制でこの状況に対応していく所存でございます。
さて、今回は表題の通りのニュースが帝国データバンクの記事に載っていました。(下記に資料あり)
ソーシャルレンディングとは、2019年3月27日の私のブログでも紹介した
クラウドファンディングの事を書いた時に述べましたが、
“ソーシャルレンディング業者”と言うのは、
「ネット上でお金を借りたい人、企業」と「ネット上でお金を貸したい人、企業」を
結び付ける融資仲介サービス(貸付型クラウドファンディング)で、
一般の人達からお金を預かり、それを運営する業者ですから、出資法の関係からか
金融庁へ第二種金融取引業の登録と貸金業者の登録が必要です。
ところがその運営の健全性を担保している筈の登録された運営会社の何社かが、
不正により、今迄に業務改善命令を出されたりして何かと新しいビジネスなだけに
不安定な業務だと私は心配してたところでした。
1万円から投資できる気軽さは良いかとは思いますが、投資先が全く非公開(名前)と
言うのが、資金需要者の実態の信憑性について私には危なっかしいように感じています。
今回の記事の中にある、31件で不良債権が55億円余りって事は、1件当たり
単純計算すると1億7000万強を貸し出していた訳で、それは如何様な
貸付先だったのか??
担保は有ったのか??
有った場合の担保価値の評価額は妥当だったのか??
と私はこの記事を読んで咄嗟に疑問に感じた次第です。
ちょっとその気になって調べてみると、ネット上には沢山の
ソーシャルレンディング業者の案内や評価が出てきますが、それも今よくある
どこかが主導している“おまとめサイト”のような信憑性に疑問が有るものも多く、
やはり最後はこのような業者の倒産もある訳ですから、自己責任の範囲で
出資者も投資すべきだと思っています。
今回も最後迄お読み頂き有難うございました。
(添付資料)