2020年9月8日付の日本経済新聞に「電子手形 普及の壁高く」(参考資料参照)
と言う記事が載っていました。
その理由は、コストの面で、100万円以上でないと紙の手形の発行よりメリットが無いから、
と私が以前(2019年6月20日付)のブログに書いていたような事を
少なからず書いていますが、私はこの記事を読んで、やはりそれなりに紙の手形の
使い勝手の良さも有るからなのだと感じました。
全国銀行協会は利用拡大に向けて、手数料を下げる予定のようですが、
逆の行為として、ここ最近はメガバンクを始め各銀行が、紙の手形用紙の値上げを行っており、
それこそ独禁法違反ではないかと思うばかりです。
新しい電子記録債権(電手、でんさい)の決済は大変良い物だと思います。
しかし昔は手形・小切手法に沿って各々が各々の手形・小切手を発行していたのを、
銀行業務を円滑にする為に全国銀行協会が指定の手形・小切手帳を使用するように!と
公的機関のようにハード面・ソフト面を独占した訳で、当時の利用者の意見が反映されていたのか
疑問のように、今回も表題の「電子手形 普及の壁高く」の理由がはたしてコスト面だけなのか?
をもっと利用者の声を聞いて、違う工夫もあるかもしれないと思った次第です。
今回も最後までお読み頂き有難うございました。
※参考資料