去る2月18日付のニュースで、弊社にも数名の方から将来そうなれば、どうなるのでしょうか??
と問い合わせや意見を訊かれ、又、手形割引の龍実商事さんは大丈夫ですか??
と心配もしていただくようにもなり、これはブログで私の考えも述べておかねばならないと思い至りました。
私は、1年以上前から、大阪市中央区の谷町に有る「大阪手形交換所」が無くなり、
その跡地に…という話を紙の手形・小切手の流通を廃止する前提として
聞き及んでいたので上のニュースには驚かなかったのですが、
報道にあるように「2026年!!」と期限を切ったのは、折角お金と知恵を集め、
整備した「デンサイ」や「電子手形」の普及が予想より進んでいない為で、
それの後押し(促進)ではなかろうかと想像しています。
しかし、それよりあたかも手形は大手企業が下請け企業への支払いを先延ばしにする道具として
専ら使用しているような悪いイメージで解説されていますが、
いずれにしても5年以内にパソコン上で、債権のやり取りを出来るようにして下さい!
と言うメッセージだろうと思います。
パソコン操作が苦手or嫌い、ネット環境が悪い、又は紙の手形・小切手の便利さに慣れた方達には、
面倒な事になり、何かと不満の有る意見もあるでしょうが、
「これも時代の流れで仕方ない」と思わなければならないのではと感じています。
勿論、龍実商事はデンサイの取り扱いもスムーズに行っていますので対応は大丈夫です。
さて、では何故、当初の目論見より電子記録債権の流通が増えなかったかは、
私の2020年9月14日付のブログに私見を認めていますので、宜しければ
今一度読んでみて頂ければ幸甚です。
今回も最後までお読み頂き有難うございました。