小切手は、手形のように、裏面に署名捺印すれば、裏書とみなされ譲渡が出来ます。
ですが、小切手を取立てに回して、現金化すると、早くても2~3日かかってしまいます。
今回はその小切手の現金化についてご説明したいと思います。
勿論、龍実商事でも即現金化させてもらいますが、それとは別のお話です。
一般的に小切手は、用心の為に線引(渡り)しているケースが多いのですが、
これは手形小切手の交換所を経由させる為で、その為に先に申し上げた通り2~3日現金化されるまで、
時間を要してしまいます。
そこで、このような場合、小切手の裏面に振出人の届出印を押してもらうか、署名をもらえば、
振出人の支払銀行窓口に行けば、すぐ現金化が出来ます。
これは当座勘定規定では「振出人が線引小切手に裏判を押した場合には、線引の効力が排除され、
支払銀行への損害賠償請求権を放棄する」と定めているからです。
線引(渡り)した小切手に、裏判を振出人へお願いする煩わしさや、振出人の支払銀行へ出向いたりの手間
はかかりますが、すぐに現金化出来るメリットを思えば、覚えておられても良い事かと存じ上げます。
今回は少し短いお話でしたが、「小切手」の件であっても、弊社へ何なりとご相談くださいませ。
営業担当が迅速に対応させていただきます。
最後までお読みいただきありがとうございました。