前回は、金沢市でのお取引のケースを書きましたが、
今回は、大阪の弁護士の先生から「三重県のお客様なのですが・・・」と言う、
御紹介をいただいた事例をお話ししたいと思います。
「まずは、お客様の事務所へご挨拶」の弊社のモットーの通り、
この時は、うちの営業車トヨタ”ヴィッツ”で伺いました。
3時間は要しましたが、今迄に四国や九州や関東へ営業で行った事を思えば、大した事でもなく、
逆に大阪から離れて、違う土地へ行く事を弊社の営業の連中は楽しく感じているようです。
元気良く御挨拶を済ませ、早速手形の割引の件について、お話をする運びとなりました。
弊社が必ずお客様の所へ寄せてもらう理由は、
一生懸命にお客様が行った仕事の内容を教えていただく為です。
手形の振出人と、お取引が始まった経緯や、集金する迄の締日・支払日、
どんなメリットを感じてお互いがお取引されているか等は、
直にお会いして説明を受けないと確信出来ません。
又、お客様の方も、大切な手形を割引するにあたって、何かと質問があるかもしれませんが、
やはり電話より、担当者の顔を見ながらの方が、ご理解していただき易いと考えています。
それと、弊社にとって一番大切な事は、その時に、お取引のお相手の
「本人確認」が出来ますので、後々、無権代理行為だった・・・なんて懸念もなくなります。
いずれにしても、そんなお客様との会話、やり取りも、弁護士の先生を介してのスタートですから
お互いに安心して効率良く進みました。
最後に、弊社の取引約定書の中に書いてある事の説明をして、
弊社宛の郵送料をこちらで 負担する、着払い用の封筒を置いて帰り、
後日必要な時に手形を送ってもらい、 こちらから振込みをする約束で、お客様の事務所を後にしました。
道中は、これから伊勢志摩サミットを控えた雰囲気を感じられる事もなく、
朗らかで、温かい空気を感じた訪問になったようでした。
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。