お盆休みのお知らせです。 8月13日(木)~14日(金)・・・休業 17日(月)より平常通り営業いたします。 お休み中に、お問い合わせフォームより申込みされたお客様に関しましては、 17日よりお返事させていただきますことを、ご了承くださいませ。
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- お知らせ
- 2015/07/29
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- 手形に関するQ&A
- 2015/07/29
前回のブログで、割引料の算出の根拠は「リスクとコスト」です、と説明させていただきましたが、 今回は「割引料を安く提示する割引業者と、そうでない割引業者」に付いて、 私見ではありますが、お話させてもらいます。 まずはその前に、手形割引業者は、言い方を変えれば「有価証券買い取り業務(瑕疵担保責任付き)」 →リスクを買い取る業務でして、これは手形の振出人の保証をお客様が裏書きをされているにもかかわらず、 (ある意味失礼な言い方かもしれなくて申し訳ありません) 万が一、手形の振出人が破綻してもお客様に速やかに買い戻しをしていただけるか?を、 主眼に採否を決定していない、と言 …続きを読む
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- 手形に関するQ&A
- 2015/07/21
よくお客様から「割引料は年率何%ですか?」と言うお問い合わせと共に、 上記の質問を受ける事があります。 簡潔な答えは「リスク度とコストから算出します」 なのですが、今回はその辺を詳しくお話ししたいと思います。 「リスク度」と言えば、皆様は帝国データバンクや東京商工リサーチを始めとする、 企業興信所の評点で判定していると想像されていると思いますが、実はそればかりだと 大変矛盾してしまう点が多いのです。 それは、おこがましい言い方かもしれませんが、私共手形割引業者は、その手形が「決済されるか?」の リスク度を計るのであって、その手形の振出人の会社の将来性・発展性・成長性 …続きを読む
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今更ですが…「手形の振出人や裏書人に代表者の名前って必要なの?」
- 手形講座
- 2015/06/29
法人の手形の振出人の欄・裏書人の欄には、住所・会社名・代表者名 (場合によっては「支店長」「経理部長」etc)が記載されています。 それは会社として手形を振り出すので「当たり前」の事として疑問すら持っていなかったところ、 先だって『会社の代表者名が抜けていても法人としての人格があれば、法人でない普通の人 (自然人)と同様に扱えるのではないですか?』と言った質問を受けました。 今回はその辺に付いてお話したいと思います。 まず前述の会社名のみの記載を「機関方式」と言うそうですが、結論から申し上げると 通説では無効になります。 それは、手形法第75条『手形要件』の記載の中には、7つ有り …続きを読む
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- 手形に関するQ&A
- 2015/06/15
皆さんは、銀行が発行している統一手形用紙の裏面に「拒絶証書不要」と小さな文字があることをご存知でしょうか? 本当に小さな文字で見落としがちです… 拒絶証書の説明をさせていただく前に、遡求(償還請求)の話をしようと思います。 遡求とは、手形の満期に支払いを拒絶された場合等に所持人が裏書人などの自己の前者に対して、手形金額と諸費用の弁済を請求することで、手形の取得者を保護し、手形流通を確保することを目的とします。遡求する際、原則として必要なものが拒絶証書です。 拒絶証書とは、支払いを拒絶されたことを証明する書面であり、公証人か執行官の署名捺印が必要 …続きを読む